WEBデザインの学習を始めようか悩んでいる方、学習を始めたばかりの方は、「センスがないけど、
本当にWEBデザイナーとして活躍できるのかな?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか?
プロのデザイナーが作る美しい作品を目にすると、生まれ持った才能が必要なのではないかと
感じてしまうかもしれません。
しかし、WEBデザインの仕事において「生まれ持ったセンス」は必須ではありません。
それ以上に、案件の成功とクライアントの満足度に直結する、ロジカルで鍛えられる3つの能力が存在します。
今回は、「センス」より大切なスキルについて具体的にご紹介します!
1. センスより大切な3つのスキル
① 課題を発見し、解決する「論理的思考力/課題解決力」
デザインとは、「目的を達成するための手段」です。単に見た目を良くすることではありません。
採用担当者やクライアントがWEBデザイナーに最も期待しているのは、この「論理的思考力」です。
センスに頼る人:
- 「この青はかっこいいから使おう」
- 「なんとなくこのレイアウトが好き」
論理的思考力を持つ人:
- 「ターゲット層である30代ビジネス層の信頼感を高めるため、コーポレートカラーの青を基調とし、
アクセントカラーには信頼性を損なわないオレンジを選ぶ」 - 「ユーザーの離脱率が高いため、ファーストビューで最も重要な『予約ボタン』への導線(視線の流れ)を
最短にするレイアウトを提案する」
この能力は、デザインの知識(色彩心理学、タイポグラフィのルールなど)を学び、「なぜそうしたか」を言語化する
訓練を繰り返すことで必ず身につきます。
鍛え方: ギャラリーサイトを見て美しいデザインを見つけたら、「なぜこのデザインは心地良いのか?」「このデザインの目的は何で、それをどう達成しているか?」を分解して言語化する習慣をつけましょう。
② ルールを知り、応用する「基礎知識と学習意欲」
私たちが美しいと感じるデザインの多くは、感覚ではなく、歴史に裏打ちされた「ルール」に基づいて
構成されています。
配色、フォントの組み合わせ、レイアウト(グリッドシステム)、視線の誘導(Fの法則など)といった
基礎知識を理解しているかどうかが、プロとアマチュアを分けます。
基礎知識の例:
- 配色比率:ベースカラー(70%)、メインカラー(25%)、アクセントカラー(5%)の黄金比。
- 近接の法則:関連性の高い要素を物理的に近づけて配置するルール。
- タイポグラフィ:本文の行間や字送りを調整し、読みやすさを確保する技術。
センスは一朝一夕で身につきませんが、これらの基礎ルールはテキストやスクールで体系的に学習できます。
ルールを理解すれば、「なんとなく」ではなく「このルールに則っているから美しい」と自信を持って制作できる
ようになります。
そして、トレンドが変化し続けるWEB業界で成功するためには、新しい技術やツール(Figma、CSS Gridなど)を常に学び続ける「学習意欲」が不可欠です。
鍛え方: デザインのルールブックを読み込み、模写コーディングをする際に、
「このサイトはどの法則を使っているか?」を意識しながら作業してみましょう。
③ 相手の意図を汲み取る「コミュニケーション能力」
フリーランスであれ、企業に就職するのであれ、WEBデザインの仕事は一人で完結しません。
クライアントやチームメンバーと連携し、「相手が本当に求めているもの」を引き出す能力は、
デザインスキルと同等、あるいはそれ以上に重要です。
デザインの方向性に関する認識のズレは、全て「コミュニケーション不足」から生まれます。
コミュニケーション能力の具体的な要素:
- ヒアリング力:「どんなデザインが好きか」ではなく、「このサイトでどんなビジネス上の結果を出したいか」を
聞き出す力。 - 言語化力:自分のデザインを論理的に説明し、クライアントのフィードバック(例:「なんかダサい」)を具体的なデザインの修正点(例:「信頼感を高めるために、彩度を下げてコントラストを上げる」)に変換する力。
- スケジュール管理力:納期を守り、進捗を正確に報告する信頼性の高さ。
「センス」ではなく、このコミュニケーション能力と信頼性が、リピート案件や高評価、
キャリアアップに直結します。
鍛え方: ポートフォリオを作成する際、架空のクライアントに対して「なぜこのデザインがベストなのか」をプレゼンするつもりで作品解説を書いてみましょう。
2. まとめ:センスは「鍛える技術」の集合体
「デザインセンス」とは、実は「論理的思考力」「基礎知識と学習意欲」「コミュニケーション能力」という3つの技術が高度に統合された結果として生まれるものです。
あなたは決してセンスがないわけではありません。
それらの技術を体系的に学んだり、訓練したりする機会が少なかっただけです。
「センスがない」という不安を捨て、今日からこれらの能力を意識的に磨いていきましょう。
あなたの努力が必ず、プロのWEBデザイナーとしての自信と実績に繋がります!


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