これだけは知っておきたい!WEBデザイン・制作で必須の基本用語解説集

WEBデザインの世界に一歩踏み出すと、カタカナや略語が飛び交う専門用語の多さに戸惑うかもしれません。
しかし、これらの基本用語は、デザインの構造を理解し、チームやクライアントと円滑にコミュニケーション
を取るための共通言語です。

この記事では、学習者が特に混乱しやすい「デザイン」「コーディング」「実務」の3つのカテゴリに分けて、
必須の基本用語を分かりやすく解説します。

1. デザイン・レイアウトに関する基本用語

サイトの見た目や構造に関わる、デザイナー必須の基本用語です。

用語読み方意味と役割
UIユーアイUser Interface(ユーザーインターフェース)。ユーザーが目にする情報や操作する部分(ボタン、メニュー、レイアウト、配色など)すべてを指す。
UXユーエックスUser Experience(ユーザー体験)。ユーザーが製品やサービスを通じて得られる体験すべてを指す。サイトの使いやすさ、楽しさ、感動なども含む。
ワイヤーフレームサイトの骨組みや設計図。デザインや色を入れず、どこにどんな要素(タイトル、ボタン、画像など)を配置するかを定めたシンプルな構成案。
モックアップデザインの最終的な見た目を示す静的な完成イメージ。色やフォント、画像をすべて反映させた、本物に近い状態のデザインカンプ。
デザインカンプDesign Comprehensive(デザイン総合案)。モックアップと同じ意味で使われることが多いが、より広範囲のデザインの完成見本を指す。
トンマナトーン&マナーの略。デザインや文章などにおいて、一貫性を持たせるためのルール(雰囲気、色調、文体など)を定めたもの。
FVエフブイFirst View(ファーストビュー)。ユーザーがサイトにアクセスした際、スクロールせずに最初に見える画面領域のこと。
グリッドシステム画面上に目に見えない均等な升目(グリッド)を引き、それに沿って要素を配置することで、整然とした統一感のあるデザインを作る手法。

2. コーディング・技術に関する基本用語

サイトを動かすための骨格や仕組みに関わる用語です。

用語読み方意味と役割
レスポンシブ1つのHTMLで、PC、スマートフォン、タブレットなどあらゆる画面サイズに対応して表示を最適化する手法。現在のWEB制作では必須。
CMSシーエムエスContents Management System(コンテンツ管理システム)。HTMLなどの専門知識がなくても、WEBサイトのコンテンツ(文章や画像)を簡単に更新できるシステム。(例:WordPress)
SEOエスイーオーSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)。Googleなどの検索エンジンでサイトが上位表示されるように工夫すること。デザインやコーディングにも影響する。
CDNシーディーエヌContents Delivery Network(コンテンツ配信ネットワーク)。コンテンツを世界各地のサーバーに分散配置し、サイトの表示速度を高速化する技術。
JavaScriptブラウザ上で動的な表現(アニメーション、ポップアップ、スライドショーなど)を実現するためのプログラミング言語。
LPエルピーLanding Page(ランディングページ)。検索結果や広告などを経由してユーザーが最初にたどり着くページ。特定のサービスや商品の購入・問い合わせに特化した縦長の1枚のページが多い。
BEMベムCSSの記述ルールの一つで、Block, Element, Modifierの頭文字。大規模開発でも破綻しない、構造的で再利用しやすい命名規則。

3. 実務・ビジネスに関する基本用語

クライアントワークや案件獲得、プロジェクト進行に関わる言葉です。

用語読み方意味と役割
ペルソナターゲットとなる理想のユーザー像を、年齢、職業、趣味など具体的な情報を用いて架空で作り上げた人物モデル。
KWキーワードKeyword(キーワード)。ユーザーが検索エンジンで入力する語句のこと。SEO対策において最も重要。
CVシーブイConversion(コンバージョン)。サイトの最終的な目標達成(商品の購入、資料請求、問い合わせ、会員登録など)を指す。
CVRシーブイアールConversion Rate(コンバージョン率)。サイト訪問者の中で、CVに至った人の割合(目標達成率)。デザインのビジネス貢献度を測る重要指標。
KGI/KPIケージーアイ/ケーピーアイKGI (Key Goal Indicator/重要目標達成指標):最終目標。KPI (Key Performance Indicator/重要業績評価指標):KGI達成のための途中目標。
マイルストーンプロジェクトにおける重要な区切りや中間目標地点。進捗管理に使われる。(例:ワイヤーフレーム承認、デザイン完了など)
NDAエヌディーエーNon-Disclosure Agreement(機密保持契約)。プロジェクトに関する情報や個人情報などを外部に漏らさないことを約束する契約書。

まとめ

これらの基本用語は、単なる暗記リストではありません。
プロのデザイナーになるための、共通言語であり、思考を整理するための鍵です。

  • コミュニケーションの正確性:用語を使うことで、クライアントやチームとの間でデザインの意図や技術的な指示の認識のズレ」を防ぎ、手戻りをなくします。
  • 論理的な証明:ポートフォリオや面接で用語を使うことは、「なぜそうデザインしたか」というあなたの論理的思考力を証明し、信頼度を高める最強のアピールになります。
  • 実務での信頼獲得:デザインの意図を「この機能はCVRを高めるためです」「FVの構成を調整します」とビジネス視点で語れることが、プロとして評価されるポイントです。

定義を暗記するだけでなく、これらの用語を会話やポートフォリオで積極的に使う練習を始めましょう。
それが、あなたの学習を「趣味」から「仕事」へとステップアップさせる最も確実な方法です。

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