「売れる」WEBバナーの作り方

WEBデザイナーにとって、バナー制作は最も頻繁に依頼される案件のひとつです。
しかし、ただ見た目が綺麗なバナーを作っているだけでは、クライアントから「このバナーは効果がない」と
評価され、リピート案件につながりません。

副業・フリーランスとして、高単価で安定的に稼ぐには、「売上に繋がるバナー」、
つまりWEBマーケティングの視点を取り入れたバナーを作るスキルが必要不可欠です。

この記事では「売れるバナー」を作るためのマーケティング視点と具体的なデザインテクニックを解説します。

1. なぜ「マーケティング視点」が必要なのか?

クライアントがバナーを作る目的はただ一つ、「クリックさせて、その先の売上につなげること」です。
初心者のWEBデザイナーが陥りがちなのは、デザインの美しさを追求するあまり、この「目的」を見失ってしまうことです。

マーケティング視点とは、ターゲットの心理を理解し、「誰に、何を、どう伝えるか」をデザインに落とし込むことです。
これにより、あなたの制作したバナーが「単なる画像」から「営業ツール」へと進化します。

2. 【視点①】「誰に」を明確に:ターゲット心理と訴求の統

バナーデザインの第一歩は、「誰にメッセージを届けるか」を徹底的に明確にすることです。

ペルソナに合わせた視覚要素を選ぶ

ターゲット層(ペルソナ)によって、クリックされやすい色、フォント、写真が異なります。

ペルソナ例訴求メッセージのトーンデザイン要素の選び方
30代女性OL向け美容丁寧、共感、希望、安心感明るい暖色、丸みのある優しいフォント、清潔感のある女性の写真
40代男性経営者向けIT信頼、論理、成果、スピード寒色・紺色、シャープなゴシック体、グラフやPC画面の画像
若者向けゲーム・エンタメ興奮、限定感、楽しさ鮮やかな補色、太く勢いのあるフォント、コントラストの強い画像

バナーは一瞬で判断されます。
ターゲットが「これは自分のための情報だ」と感じる共感キャッチコピーを、
画面内で最も目立つ位置に配置しましょう。

❌NG例:「新商品発売キャンペーン実施中!」
⭕️OK例:「残業続きのあなたへ。週末だけで資格が取れる特別講座」

3. 【視点②】「何を」を明確に:ベネフィット(利益)訴求の徹底

デザインに力を入れすぎて、何を伝えたいかがあいまいになるのはNGです。
バナーのメッセージは「クライアントが売りたいもの」ではなく「ターゲットが得られる利益(ベネフィット)
に焦点を当てるようにしましょう。

「機能」より「未来」を見せる

訴求内容悪い例(機能)良い例(未来/ベネフィット)
学習塾「最新AI搭載の教材で効率アップ!」「3ヶ月後にはTOEIC900点超え!転職成功者が続出」
ダイエット商品「脂肪燃焼成分○○を配合!」「諦めていたあの服が着られる!理想の体型へ導く」
不動産「駅から徒歩5分の新築マンション」「毎朝30分多く寝られる!快適な通勤を実現する住まい」

抽象的な言葉(安い、早い、簡単など)は信頼されません。
具体的な数字と、行動を促すための緊急性(今すぐやらないと損をする感覚)を加えましょう。

例:「今だけ50%OFF!」「残り2時間限定」「登録者1万人突破

4. 【視点③】「どうする」を明確に:CV導線(CTA)の最適化

どれだけ良いバナーでも、次に何をすべきかがわからなければユーザーはクリックしてくれません。
最終的なコンバージョン(CV=成果)につながる明確な行動喚起(CTA:Call To Action)が必要です。

CTAボタンの黄金ルール

CTAボタンは、バナーデザインにおいて最も重要な要素の一つです。

  1. 目立つ色を使う
    バナー全体の配色から浮き立つ「補色(反対色)」を使うと、視認性が高まります。
  2. ボタンと認識させる:
    角丸、影、グラデーションなどを使って、「押せる」と感じさせる形状にしましょう。
  3. 具体的な言葉を使う:
    「詳細はこちら」よりも、「無料ダウンロード」「今すぐ予約する」「限定クーポンをもらう
    など、クリック後に何が起こるかを伝える具体的な文言を使うようにしましょう。

テクニック:コントラストグルーピングを徹底する

コントラスト:キャッチコピー、ベネフィット、CTAボタンの3要素の優先順位をつけ、
        重要な要素が最も目立つように、サイズ、フォント、色などで差をつけましょう。

コントラスト:キャッチコピー、ベネフィット、CTAボタンの3要素の優先順位をつけ、
        重要な要素が最も目立つように、サイズ、フォント、色などで差をつけましょう。

5. まとめ:売れるバナーは「マーケティングの設計図」

「売れるバナー」を作ることは、マーケディングの設計図をデザインに落とし込む作業です。
この視点を持ってバナー制作を作成することで、単なるデザインスキルだけでなく、
以下の3つの視点を持っていることをクライアントに証明することができます。

  1. ターゲット理解
  2. ベネフィット訴求
  3. コンバージョン導線設計

このスキルこそが、単価の高い案件を獲得し、クライアントからリピート指名を受ける
WEBデザイナーになるための鍵となります!

「わかっていても、実際に売れるバナーをデザインに落とし込むのが難しい」と感じた方へ。

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