なぜポートフォリオが重要なのか
WEBデザインを学習すると必ず制作するのがポートフォリオサイト。
WEBデザインスクールで指導していて多いのがご質問の一つが
ポートフォリオ制作についてのご質問です。
WEBデザインのポートフォリオは、ただ作品を並べるだけの“作品集”ではありません。
それは自分を選んでもらうための営業ツールであり、
あなたの実力や考え方を伝える最強のプレゼン資料です。
つまり、しっかりとゴールを意識して制作することで、
案件が途切れず、集客に困ることがなくなるという状態を作ることが可能ですし、
逆にそういったことができていないと、全く集客できず
せっかく学んだことを活かせず稼げずに挫折してしまうことにもなりかねません。
あなたのポートフォリオは単なる“作品集”で終わっていませんか?
WEBデザインの世界では「ポートフォリオ=チャンスを引き寄せる鍵」です。
しっかりと作り込めば、営業しなくても案件やオファーが舞い込むことも珍しくありません。
ぜひしっかりと作りこんで案件の獲得や転職に繋げていきましょう。
効果的なポートフォリオとは?
では、どのようなポートフォリオを制作することができれば
効果的なポートフォリオを制作することができるのでしょうか?
ポイントは3つ!
- ゴールが明確になっている
- ターゲットが明確になっている
- ゴールに向けた適切な導線設計ができている
この3つができていないと、どんなに作りこんでも
達成したいゴール(案件獲得or転職)にはつながりませんので、
最初にしっかりと考えて作りこんでいきましょう。
1. ゴールが明確になっている
ポートフォリオは、ただ作品を並べるだけでは成果に繋がりません。
まずは「何のために作るのか?」をはっきりさせましょう。
- フリーランスとして案件を獲得したいのか
- デザイン会社への転職を目指しているのか
- 自分のブランドを知ってもらいたいのか
例えば「転職」がゴールなら、企業が求めるスキルや実績を前面に出し、
制作過程やチームでの役割を丁寧に説明する必要があります。
一方「案件獲得」がゴールなら、過去の実績とあわせて、
お問い合わせや見積依頼へ直結する導線を入れる必要があります。
2. ターゲットが明確になっている
「誰に見せるか」があいまいだと、内容やデザインの方向性もブレてしまいます。
- 大手企業の採用担当
- 小規模店舗のオーナー
- 同業クリエイターやコラボ相手
それぞれ求める情報や好まれるデザインは全く違います。
例えば、小規模店舗のオーナーをターゲットにするなら、
難しい専門用語よりも「売上アップ事例」や「制作前後の比較画像」の方が響きます。
3. ゴールに向けた適切な導線設計ができている
せっかく良い内容でも、目的地(ゴール)までの道筋がなければ成果は出ません。
- お問い合わせフォームへのリンクを分かりやすい場所に設置
- 制作事例からスムーズに見積依頼へ誘導
- 関連作品を回遊できるナビゲーション
これはリアルの店舗と同じで、
「どこから入って、どうやって購入(または応募)までたどり着くか」
を設計することが大切です。
この3つが欠けていると、
どんなに見た目が美しくても「見られて終わり」
のサイトになってしまいます。
逆に、この3つを意識して作れば、
少ないアクセスでも高い確率で案件や内定に繋がるポートフォリオになります。
集客に繋がるポートフォリオとは
フリーランスや副業で案件を取りたい方は、
- ターゲットに合わせたデザイン
- 制作意図や課題解決の説明
- お問い合わせやSNSへの導線
を盛り込むことで、集客効果の高いサイトになります。
転職に繋がるポートフォリオとは
就職・転職活動では、
- 制作スキルだけでなく「思考プロセス」を見せる
- チーム制作の役割や成果を明記する
- 応募職種に合った作品選びをする
これらが内定を勝ち取る大きなポイントになります。
成功事例の一部
- 制作事例の見せ方を変えただけで、応募から1か月で内定獲得
- 制作意図を文章化したことで、初めての営業で受注成功
詳しい事例や改善ポイントは、下記の関連記事でご紹介しています。
次のステップ
あなたの目的に合ったポートフォリオ制作の方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
- [フリーランス向けポートフォリオの作り方]
- [転職・就職向けポートフォリオの作り方]
- [初心者がやりがちな失敗と改善法]
- [案件が舞い込むポートフォリオ事例集]
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